美濃和紙とはwhat’s mino washi
最高の品質を極めた、
美濃和紙ブランドを創設
美濃和紙は、美濃の豊かな自然、長良川、板取川の清流を源として育まれてきました。その魅力は、柔らかみのある繊細な風合いをもちながら、強靭で耐久性があり、薄くムラがないことです。その品質の高さから、障子紙や表具用紙など伝統的なものから日常品まで、様々なものに用いられています。さらに、日本だけでなく世界各国での古文書や絵画など国宝級の文化財の修復に使用されています。そんな美濃和紙の価値をさらに高め、本物の品質を責任を持って国内外に伝えるため、新ブランドを創設。厳しい品質基準を設定し、その基準をクリアした、高い品質を持つものだけが美濃和紙の新ブランドマークを表示できることになりました。最高の品質を極めた美濃和紙は古来と未来をつなぎ、美濃と世界をつなぎます。
紙すきの縦揺り、
横揺りでできる“さざ波”をカタチに
Mino-Washiの“M”に
思いを込めた新ブランドマーク
長良川、板取川の美しい流れに育まれてきた美濃和紙。1300年という長い歴史の中で、古来より伝統の技法を守り続けています。その美濃和紙ならではの紙すきは、縦揺りに横揺りを加えること。縦方向だけでなく、ゆったりとした横方向の揺りを加えることで、縦横均等な強度のある和紙に仕上がります。その時にできる水の動くさまであるさざ波を“M”というカタチとして表現しました。このカタチは、緑豊かな山並みをも連想させます。また、“M”と人の文字が重なって見えるように色分けをし、繊維が重なって作り出される美濃和紙の繊細な美しさも感じさせます。“M”というカタチに込められた思いは、美濃和紙の歴史と伝統の重み、奥深さへとつながっていきます。
漆 黒〈しっこく〉
すべての色を混ぜると黒になる。すべてを足した充足の色。「本美濃紙」「美濃手すき和紙」「美濃機械すき和紙」の3つの美濃和紙を総称しています。
※このブランドマークは、美濃和紙ブランド協同組合が認定するものです。美濃和紙ブランド協同組合が
設定する独自の認定基準に合格した、高品質の美濃和紙であることを保証します。
美濃和紙ブランドブックTHE MINO-WASHI BRAND BOOK
美濃和紙のブランドとしての在り方、各ブランドの認定基準、関連施設や団体などを詳しくまとめた「美濃和紙ブランドブック」を下記よりダウンロードできます。是非ご覧ください。